Saturday 11 June 2011

震災の爪痕

6月6日、東京から雄勝町に向かう途中に撮った写真です。
この目で見た壊滅した町、ガレキの山の光景は、言葉を失うほど衝撃的でした。
橋げたの一部が落橋した新北上大橋
この落橋で、対岸に行くには30分以上も遠回りをしないといけない。
橋の通行は年内には再開できる見通しだとか・・・。
川に浮かぶ、流された橋げた

パトカーの向こうに見えるのが、今問題になっている石巻市立大川小学校。
全校児童108人のうち74人が死亡・行方不明となった。

以前は家が立ち並んでいた、雄勝町のメインストリート
                
倒れた電柱と道路標識
                

家の形が残っているものは稀で、ほとんどは流されて土台だけが残った



かろうじて建物は残っている雄勝郵便局

家を囲む塀もほとんどが流された

雄勝湾を臨む低地に建っている、石巻市立雄勝病院。高さ15メートル。
3階に入院していた寝たきりの患者をのぞき自力で歩ける者は医師、看護師とともに屋上へ逃げたが、
津波はあっけなく押しよせ、無情にも全員を飲み込んだ。
入院していた患者40人全員死亡または行方不明、院長を含む医師・看護師も9人が死亡、15人が行方不明。
病院にいた70人中、生存が確認されているのはわずか6人のみ。

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