Wednesday 8 June 2011

炊き出し

毎日の食事がお弁当のみ、という避難所も多い中、大須小学校の避難所では、ここで生活しているお母さん方が朝、晩の炊き出しをしています。各地域ごとに、1グループ4~5人のお母さんたちのグループが3つあり、毎日交代で朝晩、家庭科室でお料理をし、体育館まで運びます。
私のメインの仕事はその炊き出しのサポート。
配膳の時間は朝ごはん7時半~8時、(準備は6時から)、夕ごはんは16時~16時半(準備は15時頃)で、昼は各自で食べるようになっています。


食材は物資として入ってきているものを使うのがメインですが、お母さんたちが各自調達してきてくれたりもします。

ここにある食材にはかなり偏りがあり、潤沢にあるものは、米、みそ、醤油などの調味料、レトルト食材、逆にないものは肉、魚、卵などの生鮮食品。野菜はそこそこあるけれど一部飽和状態です。
ジャガイモや人参、ネギ、かぼちゃなどは日がかなり経っているものも多く、かつ数が多いので冷蔵庫にも入りきらず・・・。大量に消費しようにも作れるメニューがなかなかない、というような状態です。(ジャガイモをたくさん使うカレーを作ろうにもルーがなかったり)





前任のだんだんカフェスタッフが家庭科室の黒板に書いていておいてくれた食材の在庫



ある日の食事。
            きんぴらごぼう、かぼちゃの煮つけ、キャベツときゅうりの漬物
            
震災直後は救援物資が入るのに時間がかかり、この避難所にも700名以上の避難者がいたため、毎食おにぎりにたくあんという生活が1か月以上続いたそうです。幸いここの地域の人たちは常にお米を備蓄しているので、それを皆で持ち寄って、なんとかおにぎりだけは作れたとか・・・。






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